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　この度、当社海外拠点のAOYAMA THAIは創立６０周年を迎えました。
　AOYAMA THAIは１９６５年２月にタイ王国のサムットプラーカーン県サムロン（バンコクの南東３０Km）に工場を設立しました。当時は本業の自動車用ファスナーでの仕事が少なく、日本はじめどの拠点でも生産していない２輪用のパーツ、ジャッキ、ツールセットなどを生産していました。その後２００２年にタイトヨタ様のIMVプロジェクトを機にファスナーの仕事が急増したことで、ラヨーン県イースタンシーボード工業団地に工場を移し、本格的に自動車用ファスナーを製造することになり事業が拡大し、今年で６０周年を迎えました。この大きな節目を迎える事が出来たのも、地域の皆様、お客様、仕入先各社様及び従業員とその家族の方々の多大なるご支援のおかげと感謝しております。
　創立６０周年記念の一環で２月６日（木）にスピリットハウスでのお祈りとお坊さんへのタンブンの儀式を、２月８日（土）に従業員９６０名が参加する記念パーティーを行いました。儀式には長年の功労者である約３０名の定年退職者を招待し、久しぶりの再会を喜び合いました。タンブンとはタイ語で「功徳を積む」と言う意味で現世と来世の幸せや成功を願う仏教徒の信仰心を表す大切な行いです。パーティーでは日本ツアーの抽選会、人気歌手、バンドのコンサートなどで大いに盛り上がり従業員の皆さんに喜んでもらえました。

　これからも「明るく、楽しく、元気よく」の精神で、従業員一致団結して精一杯努力し、良き企業市民としてタイの発展に貢献してまいります。