青山の品質を保持するために、
定期的に監査

機能、性能、品質のすべてを高次元で満たす青山製作所の製品。とりわけ品質に関しては、全部署が気を配っている重要な要素です。 そのうえで、私たち品質保証グループが、細かい部分までつぶさに工程を監査するシステムになっています。

新たな製品ができるときの工程チェックはもちろん、工程を変更する際、さらには既存の工程に不備が生じていないかもチェックしていきます。私が所属しているチームは、熱処理や表面処理など、重要保安工程に位置づけられている工程を担当しています。

チェックシートを片手に、守られるべきルールが満たされているかどうか、定期的に各工場、各ラインをチェック。さらに仕入先さんの会社にも2年に1度、足を運んで監査するようになっています。海外出張もありますよ。私はチェコと北米の工場で、各工程の監査を行いました。他の部署ですと長めの出張を要することもありますが、私の場合は1〜2週間程度の出張です。

時にはキッパリと「No!」と
言うことが大事

品質保証グループがOKを出さない限り、ラインを動かしてもの造りをすることはできません。品質を保持する最終的な砦といいますか、とても責任を伴う大切な仕事です。そう言うと聞こえは良いですけど、私達自身は生産もしないし、工程の設計もしない。ただ、不具合が起きた際や“起きそう”な時に品質の番人として、厳しく追求し是正することが仕事なんですよね。他の部署からすると“おカタい連中”と思われてるかもしれません(笑)。

ただ、クルマの機能や安全性など、ユーザーのニーズも年々高まりつつあります。そうなると、青山製作所に求められる品質レベルも必然的に高いものになります。そのため、監査している際に「え!?昔はOKだったのに、今はダメなの?」と現場から言われることもありますね。

でも、そこでキッパリと「ダメです」と言う。なぜダメなのか、丁寧に説明する。常に厳しい目をもって臨むことが求められる仕事です。

8:30
メール確認 前日の退社後に届いたメールの確認・返信を行います。
9:00
今日の業務の確認 本日着手する業務の確認をします。
9:30
工程変更申請に対する対応業務 日々発生する工程変更に対し、変更の良否判断及び評価の必要の有無等を確認し、依頼部署に回答を行います。
11:00
新規生産品品質確認方法の打合せ 工程変更及び新規立上げに対する打合せを行います。
13:00
メール確認 定期的にメールのチェック。
13:30
新規生産品品質確認方法の打合せ 午前の打合せと同内容別案件の打合せをします。
14:30
お客様品質監査の事前確認 1~2ヶ月先に行われるお客様品質監査に対し、少しずつ事前確認を進める。(監査対応等の事前調整及び確認を実施)
16:30
お客様依頼事項の対応 顧客納期を管理しながら顧客依頼業務を遂行しています。
17:30
退社

「適度に心配性」のくらいが
ちょうどいい!

自宅からの近さと、自動車関連業を志望していたこともあって、青山製作所に新卒で入社しました。学生時代は情報処理の学科だったので、理系ではありますが少々畑違いといえますね。

ただ、品質保証グループは、他の部署のように突出した専門知識を必要とする部署ではありません。いわば“広く、浅く、青山のことを知っている”とでもいいましょうか。特定の設備などの知識については専門部署にかないません。でも私達は、ルール・基準に関するエキスパートです。本当に大事なポジションであり、その責任がやりがいにつながっているといえますね。

この仕事に向いているのは「適度に心配性な人」。ずさんであってもダメだし、逆に心配過剰だと、心が疲弊してしまいかねません。そうした意味での“適度に”です。私もこれから、地道に、実直に日々の業務をこなしていきたいと思っています。

休日ですか・・・特にコレといって変わったことはせず、もっぱら家族と過ごしています。買い物したり、子供と遊んだり、時には旅行に行ったり、ですね。